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プランテーション時代の名残がそのままの希少なブレックファースト店「ロッキーズ・コーヒーショップ」

2019/07/02

Rocky's Coffee Shop

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ホームページもなければ、SNSページも一切ないのに毎日地元客で賑わっているブレックファースト店「ロッキーズ・コーヒーショップ」をご紹介します。

 

 

 

オアフ島西部ワイパフにある「ロッキーズ・コーヒーショップ」

ワイキキから西へ車で45分の町ワイパフ。マーケットプレイスや、おかず屋など小さな店が集合したエリアで、地元住民の往来が激しいこの一角に「ロッキーズ・コーヒーショップ」はあります。

 

 

 

 

1960年 ロッキー・イシイ親子が創業

1960年ロッキー&ロッキーJr. イシイ親子が、当時近くにあったサトウキビのプランテーションで働く人たちのために創業。 プランテーションの仕事は朝が早く、だからお店もそれに合わせてなんと4:30にオープン! 1995年に製糖工場が閉鎖した後も、人々の早起きの習慣は変わらなかったので、そのまま営業時間を変えずに現在に至っています。

店内は、その当時を感じさせる「昔ながら」の雰囲気がそのままで、まるでタイムスリップしたよう。スタッフもお客もすっかり顔なじみで、お互いの名前を呼びあいながら談笑している光景が飛び込んできます。

 

 

 

 

現在は母娘が切り盛り

ロッキーさん親子は同じ年に半年の間に続けて亡くなられ、その後は、ロッキーJr.の奥様タミーさんと娘のアグネスさんが引き継いで切り盛りをしています。この取材の日は残念ながらタミーさんは不在だったのですが、なんと89歳の今も現役で働いていらっしゃいます! また、アグネスさんに不躾ながら年齢を伺ったら、「私が生まれた年に、この店はオープンしたのよ」とのお返事。 彼女はまさに店とともに人生の歩みを刻んでいるのです。

 

 

名物1: フライドライス・オムレツ

ロッキーズの名物といえば、こちらの「フライドライス・オムレツ」。 ロコにとっては王道の肉”スパム、ポルチギースソーセージ、ベーコン”の3種類と、玉ねぎ&青ネギ、そこにオイスターソースと醤油かけてご飯を炒めます。そして、薄焼きの卵でくるっと包んでいます。

 

Friend Rice Omelet $8.30

 

 

 

名物2: ホットケーキ

こちらも長年人気の一品。パンケーキと呼ばず、”ホットケーキ”というメニュー。 なんの変哲もないシンプルなホットケーキですが、鉄板での焼き具合が絶妙で、ほっとする味。他にも、バナナが入ったホットケーキも人気です。

Hotcake $5.30

 

 

 

名物3: ハンバーガーステーキ

こちらも常連客の間で根強い人気の「ハンバークステーキ」。 牛肉のパティに、グレービーソースをたっぷりかけ、そこにソテーした玉ねぎをのせています。 2スクープのご飯とマカロニサラダと一緒に、というのがこれぞハワイ流。 これでプランテーションで働いていた人たちが精力をつけていたのが想像つく一品でもあります。

Hamburger Steak w/Onions $7.35

 

 

 

 

 

 

口コミサイトのレビューを見ても、「子供の頃よく親に連れてきてもらった店を今度は自分の子供たちときました」という書き込みが多く、お客も世代から世代へと受け継いでいる店です。

また、常連客たちは口を揃えて、「この値段で食べられるところはないよ!スタッフも皆人柄がいいし、だから来るんだよ」と語っていました。

「ハワイにもまだこんな古き良き時代の店があったんだ!」と思わせてくれる店です。

 

営業時間:4:30〜正午12:00 /日曜 5:00〜正午12:00

Writer

カバットバットみき

カバットバットみき

ハワイ在住9年のフリーランスライター。
『地球の歩き方』などのガイドブックをはじめ、雑誌、新聞、Web全6社と契約をし、
ハワイに関する記事を執筆しています。
 
Web記事では、旅先の今が詰まった旅メディア『たびこふれ』や
恋する女子を応援するメディア『P•H』でハワイの最新情報からマニアックなネタまで常時提供中。
中でもグルメ記事を得意とし、高級レストランよりも、
ロコに愛されている庶民派の店を見つけるのが好きです。
 
ローカル男性との結婚を機に、
観光客には馴染みのない町オアフ島西部エヴァビーチに住んでいるので、
そのエリア周辺を中心に、
ロコたちに人気のレストランやカフェ、フードトラックを紹介していきます。

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