日本初上陸委員会

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ロンドンLondon

世界の絶品グルメを発掘し、
日本のみなさんにご紹介します。

実力派女性シェフ、アナ・ハウがプロデュースする、
アイルランド料理レストラン

2019/06/10

Myrtle(マートル)

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歴史上、イギリスと深いつながりのある、隣国アイルランド。

日本からは直行便がないせいか、イギリスと比べると、今一つ馴染みがない国かもしれません。

最近、ロンドンのフードシーンでは、たくさんのアイルランド出身者が活躍しています。

エメラルドの国と比喩される、緑豊かな大地で育まれた食材を使い、モダンヨーロピアンに仕上げたアナのお料理は、見た目、舌触り、味の深さ、いずれも十分に満足できるものです。

物価が高いロンドンでは、どうしてもチェーンのレストランがはびこって、美味しい小さなお店を見つけるのが難しい事情があります。

でも、ここ、Myrtle はオーナーシェフのお店。

内装からカトラリーまで、彼女のこだわりがちりばめられていて、まるでアナの自宅に招かれたような居心地の良さ。

こじんまりしたMyrtleの内装。 天井から下げられたライトは、アイルランドの尼僧院から購入したアンティーク。

 

アイルランドの小麦を使って焼き上げた、少し甘みのあるパンは、優しくて何故か懐かしい味。 何と、バターもこのお店でミルクから作っているそうです。 そして、バターが乗っている緑色の石もアイルランド産というこだわり。

 

前菜のひとつ。 ポテトで巻いたブラックプディングとリンゴのピューレ

 

じっくりと火を通した豚肉をたっぷり使ったコロッケ、マヨネーズと酢漬けのエシャロット、ウズラの卵が添えられています。

 

前菜とメインの間に、アナのシグネチャーディッシュ、ニンジンのサラダを持ってきてもらいました。  茹でたもの、ピューレ、薄切りを揚げたもの、とバラエティー豊かな組み合わせでニンジンのおいしさを引き出しています。 白いカーネーションのように見えるのは、アイルランドの羊のチーズ、Cáis na Tíreを薄くそいだもの。

 

 

メインコースのポークチョップ。 お肉の下には甘みのある白いんげん豆が隠れています。 ジューシーな仕上がりで、風味豊かなソースでいただきます。

 

こちらもメインコース。 塩漬けのメルルーサとマッシュポテトを使ったフィッシュケーキ。 パン粉の代わりに大麦が使われていて、カリッとした仕上がりです。

 

デザートにはマンゴのパナコッタとドーナツ。 最近、ロンドンではドーナツをデザートに出すところが増えました。

 

ウエイティングスタッフのルチアとパオロ。 的確なアドバイスや細かな配慮でレストランシーンをサポートしてくれる、重要な役割。 もちろんお料理は大事ではあるけれど、フレンドリーなサービスはレストランでの体験を完璧なものにしてくれます。

 

Myrtle があるのは、ロンドンの西側、おしゃれなブティックや高級住宅地が広がるチェルシー地区。 アクセスは、地下鉄アールズコートから328番のバス、もしくはスローンスクウェアから11番のバスで。 月曜日が定休日です。

 

Writer

バートリーみき

バートリーみき

イギリス、ロンドン郊外のリッチモンドに住んで、20年以上がたちました。
英国のライセンス観光ガイドとして、日本からお越しのお客様に、
イギリスの美しい場所や、ロンドンの美味しいレストランをご案内する毎日です。
ロンドンはコスモポリタンな街で、世界のあらゆるものが楽しめます。
レストランのジャンルもバラエティーに富んでいます。
ブログ「パブの肴」で、観光情報やグルメ情報、また英国での生活などを紹介しています。
ロンドンにお越しの際は、どうぞご連絡くださいね。

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